家で仕事をするということ

  4月8日から原則在宅勤務を開始して3週間がたつ。慣れない。

 もともと勤め先では、東京オリンピックの期間に在宅勤務を余儀なくされるだろうという予測と、「働き方改革」なる話で、子育て世代にリモートワークや直行直帰がしやすい環境を2020年夏までには提供できるよう整えたいね…という話をしていた。2月3月は、週一日をめどに在宅勤務トライアルを開始していたのである。

 

 そこへ、急に新型コロナウイルスによる影響で緊急事態が宣言された。勤め先の対応はいきなり原則在宅勤務となり、今に至る。もともとの在宅勤務の発想が「まずは週に2~3日やってみますか」的なものだったため、社内の業務の見直しなどはこれから考えましょうだったため、ノートPCやWifiルータの貸与等、ハード面の対応はある程度終わっていたが、ソフト面の対応は就業規則こそ改定済みだったものの、実際の組織運用はグダグダで走り出している。

 

 まあそれは仕方ないとして、3週間でやむなく出社したのは1日だけとなると、実際の困りごととしては色々出てくる。一番は運動不足、ストレスというのが正直なところで、一時的に肩こりが酷くなり、結局妻と夜娘が寝てから散歩したり、筋トレを遅まきながら開始した。仕事中に台所へ自由に入れるのも良くなくて、ストレスから間食やそもそもの食事量が増え、運動は不足しているので、明らかに太った。

 体重計は怖くて乗っていないけれど、TV会議で先輩に「えりぞちゃん丸くなってない?」と聞かれるくらいには太った。。

 

 まあいいや、在宅勤務で感じた良かったところ、気になるところなどを箇条書きしていこう。

 

良かったところ

①家族との時間が増えた

 朝昼晩、3食家族全員で食べられて、仕事が終わればすぐ一緒というのは楽しい。

 

②比較的自由な時間の使い方

 通勤時間と、準備の時間を削れるため、起きる時間を1時間半程度近く遅くできる。昼飯後ちょっと横になるなども自由。

 

③TV会議から伝わる仕事仲間のプライベート

 うちもそうだけど、みんなTV会議時に子どもの声がかなり聞こえる。泣き声とか。それを含めて彼らなので、ちょっと楽しい。

 

悪いところ

①会社組織がどうなっているのかわからん

 マジでわからん。部長級以上と話す機会がいきなりゼロになっている。

 

②追い込まれないと仕事できないので驚くほどサボる

 ヤバいよ!

 

③通勤がなくなりすごい運動不足で体調不良

 上でも書いたけど、とにかく運動不足が原因と思われる体の不調とストレスがすごい。休日も気晴らしにどこかへ行けるわけではないというのが輪をかけているのだろう。散歩と筋トレ頑張りますという感じ。

 

④支給された在宅用装備が貧弱(ノートPC、回線…)

 ちょいちょいキレそうになるくらい酷い。もうちょっと金をかけてくれ。

 

とりあえず4月29日時点ではこんなところ。